楽天モバイルで家のネットは足りる?やさしく分かる固定回線化ガイド(2025年版)

工事なし・縛りなしで楽天モバイルを使った家のインターネット環境を表現したアイキャッチ画像。中央にRakuten Mobileロゴ入りの家、周囲にWi-Fiマークのスマホ・ルーター・ノートパソコン。『家のネットは足りる?』のタイトル付き。 楽天モバイル解説
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こんにちは!格安SIM歴10年、楽天モバイル歴4年の“じゅん”です。

「工事不要で家のWi‑Fiを安く作りたい」「動画やオンライン会議で困らないか知りたい」という声が多かったので、このページでは楽天モバイルを“家のネット化”する方法・メリット・注意点を、できるだけ分かりやすくまとめました。

難しい専門用語も、初心者でも分かる表現で丁寧に解説します!

この記事を読んでわかること

  • 工事不要・縛りなしで家のWi‑Fiが作れる仕組み

  • 光回線・他社ホームルーターと比べた時のメリット・デメリット

  • 楽天モバイルで“家のネット化”する際のおすすめ方法と手順

  • 向いている人・向かない人の判断基準

  • 実際のコストや速度の目安

  • トラブルが起きた時の簡単な対処法

  • 「まず短期で試す」時にチェックすべきポイント


  1. まずは3行まとめ
  2. 1. 楽天モバイル固定回線化はあり?料金・工事・縛りの3点比較
  3. 2. 楽天モバイルを家で使う方法(SIMルーター/Turbo/テザリング)
    1. 2-1. SIMフリーのルーターに挿して使う(コスパ重視でおすすめ)
    2. 2-2. Rakuten Turbo 5G を契約する(とにかく簡単)
    3. 2-3. スマホのテザリング(最短・追加機器なし)
  4. 3. 月3,278円でも足りる?メリットと注意点
    1. 3-1. いいところ(メリット)
    2. 3-2. 気をつけるところ(デメリット)
  5. 4. 向いている人・向かない人(チェックリスト)
    1. 向いている人
    2. 向いていない人
  6. 5. 光回線・home 5G・SoftBank Airとの違い
    1. 5-1. 光回線(例:楽天ひかり、ドコモ光)との比較
    2. 5-2. ホームルーター(ざっくり比較)
  7. 6. 失敗しにくい試用手順と速度計測テンプレ
    1. ステップ1:自分の使い方を整理する
    2. ステップ2:エリアと機器を確認する
    3. ステップ3:短期で“テスト運用”する
    4. ステップ4:設置をチューニングする
    5. ステップ5:合う/合わないを判断する
      1. 📌 最短で試す手順(保存版)
  8. 7. トラブルと対処法(困ったときは)
  9. 8. お金の話:コストを具体的に考える
    1. 月額の考え方
    2. 例:一人暮らし・動画中心の場合
    3. 例:家族4人で動画とゲームを同時利用
  10. 9. 機器選びの正解:対応周波数・4G固定・メッシュWi‑Fi
  11. 10. よくある質問(FAQ)
  12. 11. まとめ:まずは短期で“試す”→合えば続ける
  13. 参考・出典(確認日:2025年7月26日)
  14. 付録:用語ミニ解説

まずは3行まとめ

  • 安い:楽天モバイルは、どれだけ使っても月3,278円(税込)まで。初期費用や解約金も基本なし。お金のハードルが低い。

  • 使い方次第で十分:動画視聴・SNS・オンライン会議・レポート作成は多くの家で問題なし。ただし電波の強さ同時に使う台数で体感が大きく変わる。

  • 重い用途は光が安全:家族でヘビーに使う/対戦オンラインゲームで遅延NG/仕事で常時安定が必要なら、光回線が堅実


1. 楽天モバイル固定回線化はあり?料金・工事・縛りの3点比較

光回線は工事が必要で、スケジュール調整や立ち会い、壁に穴をあける作業が発生することもあります。繁忙期だと開通が数週間〜数か月待ちになることがあり、すぐにネットを使いたい人には不便です。さらに、2〜3年の契約縛りがあるプランも多く、途中でやめると解約金や残債が発生します。

楽天モバイルはここが大きく違います。

  • 工事なし:申し込む → 数日でSIMが届く → ルーターに挿す → すぐ使える。

  • 縛りなし:合わなければいつでもやめられる。短期利用や引っ越しが多い人でも安心。

  • 上限3,278円:どれだけ使っても月3,278円で止まる(データの少ない月は自動で安くなる)。

つまり、「まず試してみる→合えば続ける→ダメならやめる」という柔軟な選び方ができるのが最大の魅力です。


2. 楽天モバイルを家で使う方法(SIMルーター/Turbo/テザリング)

楽天モバイルを“家のネット”として使う方法は、次の3パターンです。特徴と向き不向きを見比べて、あなたの生活に合うものを選びましょう。

2-1. SIMフリーのルーターに挿して使う(コスパ重視でおすすめ)

楽天モバイルのSIMカードを、SIM対応のルーターに入れてWi‑Fiを飛ばす方法です。外へ持ち出せるモバイル型と、据え置きで安定しやすいホーム型があります。

ざっくり手順

  1. 端末が楽天の電波に対応しているか確認(4GはBand 3、5Gはn77など)。

  2. SIMを挿す。

  3. 必要なら APN を『rakuten.jp』に設定(対応機は自動で入ることもある)。※ユーザー名/パスワードは通常不要(空欄)。

  4. スピードテストをしながら、一番速い置き場所(窓際・高い場所・端末の向き)を探して固定。

機器の例(目的別)

  • 価格重視/はじめて:TP‑Link Archer MR600(4G)。外部アンテナが使える点も魅力。

  • 速さ重視(据え置き):Speed Wi‑Fi HOME 5G L11/L12/L13 など。5G活用を狙う人向け。

  • 出先でも使いたい:モバイルルーター(クレードル対応なら家でも安定しやすい)。

公式に「動作確認済み」と書かれていない機種は自己責任です。購入前に対応周波数や機能(4G固定、外部アンテナ端子 など)を必ず確認しましょう。

向いている人

  • 月額料金をできるだけ下げたい。

  • 設定や検証を自分でやってみるのが嫌いではない。

  • 外でも同じ回線を使いたい(モバイル型の場合)。

2-2. Rakuten Turbo 5G を契約する(とにかく簡単)

コンセントに挿すだけの置くだけWi‑Fi。初期設定がほぼ不要で、難しい作業はありません。

  • 月額:4,840円。

  • 端末:41,580円だが48回の割引で実質無料(途中解約時は残りの代金がかかる)。

  • 特徴:最大128台接続、有線LAN×2、Wi‑Fi 6。登録住所での利用が基本。

向いている人

  • 設定はできるだけシンプルが良い。

  • 家でしか使わない。住所固定で安定運用したい。

  • 多少高くても、専用機の安心感やサポートを重視したい。

2-3. スマホのテザリング(最短・追加機器なし)

スマホをWi‑Fiルーター代わりに使う方法。すぐ始められて、短時間・少台数なら十分に実用です。ただし 電池消費・発熱が大きく、長時間運用や多台数接続では速度低下や不安定さを感じやすくなります。常用するならルーター運用が安全です。

向いている人

  • とりあえず今日すぐにネットが必要。

  • 1〜2台で短時間しか使わない場面が多い。


3. 月3,278円でも足りる?メリットと注意点

動画・会議・クラウド中心なら十分実用。一方で無線ゆえに速度は揺れ、混雑帯や多台数接続では低下しやすく、オンラインゲームがメインの人は光をおすすめします。

3-1. いいところ(メリット)

  • とにかく安い:上限3,278円。3GBまで1,078円、20GBまで2,178円。使うデータが少ない月は自動で安くなるので、節約しやすい。

  • すぐ始められる:SIMが届けば工事不要で開通。引っ越し直後や、光回線の工事待ちの“つなぎ”としても優秀。

  • 持ち運びできる:モバイルルーターなら旅行や帰省でもそのまま使える。出先でレポート提出やオンライン授業にも対応可能。

  • やめやすい:縛りが基本ないので、合わなければ解約して別の回線に乗り換えやすい。

3-2. 気をつけるところ(デメリット)

  • 電波しだいで速さが変わる:屋内・地下・高層階、雨の日、混雑時間帯は速度が落ちることがある。設置場所の工夫がとても重要。

  • 同時にたくさん使うと遅くなる:3人以上で同時に動画を見たり、大きなダウンロードを並行すると速度低下を感じやすい。

  • オンラインゲームは苦手:無線特有の遅延(ラグ)が出やすい。勝敗にこだわる対戦ゲームは光回線が現実的。

  • 機器選びと設定が必要:SIM対応ルーターは種類が限られる。APN設定や、場合によっては4G/5Gの固定設定など、少し知識が要ることも。

  • 通話アプリの品質差:Rakuten Link は場所によって音が途切れると感じる人もいる。大事な通話が多い人は標準通話+かけ放題の検討を。


4. 向いている人・向かない人(チェックリスト)

単身〜2人・動画主体・コスト重視なら相性が良いですが、3人以上で同時視聴やゲーム重視、戸建て全域カバー、業務の超低遅延は光回線を第一候補に考えるとよいでしょう。

向いている人

  • 一人〜二人暮らしで、同時に使う台数が多くない。

  • 通信費をできるだけ下げたい。(固定費カットに最適)

  • すぐネットが必要。(引っ越し直後、工事待ち、短期滞在、受験シーズンの自習など)

  • 家が楽天の電波が入りやすい地域にある(5Gや700MHz帯の提供エリアだとより安定)。

  • 主な用途が動画、SNS、Web、オンライン授業・会議、クラウド作業、レポート作成など。

向いていない人

  • 3人以上の家族で、みんなが動画やゲームを同時にたくさん使う。

  • 対戦オンラインゲームで低遅延が必須。(大会出場など)

  • 2階建て以上の家で、家中どこでも高速・安定が必要。(メッシュWi‑Fi併用でも、元が無線なので限界がある)

  • 仕事で、常に速く安定した回線が必要。(大容量の送受信やリモート配信など)

  • 自宅が電波が弱い場所、または周辺のユーザーが多く混雑しやすい地域。


5. 光回線・home 5G・SoftBank Airとの違い

速度・遅延・屋内安定は光が最強。ホームルーターは手軽さと実用速度のバランス型。楽天は最安クラスで、持ち運び可・縛りなしが強み。

5-1. 光回線(例:楽天ひかり、ドコモ光)との比較

項目楽天モバイル固定回線化光回線
月額料金〜3,278円(段階制)4,000〜6,000円前後
初期費用ほぼ不要工事費・事務手数料
工事不要必要(数週間〜)
契約の縛りなし2〜3年が多い
速さの目安(下り)数十〜数百Mbps(電波で上下)数百Mbps〜1Gbps超(有線で安定)
上り速度/遅延の目安数Mbps〜数十Mbps/20–60ms程度(環境差大)数百Mbps/5–20ms程度
持ち運び可/住所固定持ち運び可(モバイル型なら)/据え置きも可住所固定
スマホセット割なしあり(キャリアにより割引)
解約時の残債リスク原則なし(機器は自己調達)あり(工事費残債・解約金の可能性)
屋内のつながりやすさ無線依存。プラチナ帯整備で改善期待安定
向く用途1〜2人の少人数での利用家族利用、ゲーム、仕事、大容量転送

ポイント解説

  • 高速・安定が最優先なら光回線。家族で同時に多く使うならやはり強い。

  • コスパと手軽さ重視、短期利用、まず試したい場合は楽天モバイル固定回線化が有力。

5-2. ホームルーター(ざっくり比較)

項目楽天モバイル(SIM+対応ルーター)Rakuten Turbo 5Gドコモ home 5GSoftBank Air
月額1,078〜3,278円4,840円5,280円4,950円(〜48カ月)/5,368円
端末代自分で購入41,580円(実質無料)実質無料実質無料
速度の傾向(下り)環境次第。速い所は百数十Mbps地域差大。速い所と遅い所の差がある下りが速い傾向下りは普通、上りが遅めの傾向
上り速度/遅延の目安数Mbps〜数十Mbps/20–60ms程度30Mbps前後の報告/30–60ms程度数十Mbps/20–40ms程度一桁〜十数Mbps/30–60ms程度
同時接続端末に依存最大128台最大64台など最大128台
持ち運び可/住所固定持ち運び可(モバイル型なら)/据え置きも可住所固定(持ち運び不可)住所固定(原則持ち出し不可)住所固定(原則持ち出し不可)
スマホセット割なしなしあり(ドコモ回線とのセット割)あり(ソフトバンク/ワイモバ回線との割引)
解約時の端末残債リスク機器は自己調達(残債は自身の購入状況による)あり(割引途中解約で残債発生)あり(実質無料でも残債の可能性)あり(分割残債の可能性)
屋内のつながりやすさ(プラチナ有無)楽天のプラチナ帯拡大で改善期待(設置と機器に依存)同左。楽天回線のみで運用ドコモはプラチナ帯が広く屋内に強いソフトバンクもプラチナ帯で屋内は比較的良好
パートナー回線可否(自動切替の運用。仕様は端末や地域で異なる場合あり)不可(楽天回線のみ)該当なし(ドコモ回線)該当なし(ソフトバンク回線)
特徴最安。持ち運び可。自由度高い置くだけ簡単。住所固定向きエリア広く速度も安定しやすい。スマホセット割キャンペーン豊富。動画視聴は概ね良好、配信は注意

実測速度は地域や時間帯で大きく変わります。契約前に最新のエリア情報や口コミを確認し、可能なら短期で試すのが安全です.


6. 失敗しにくい試用手順と速度計測テンプレ

短期で体感を測り、設置位置と4G/5G固定を調整して最適化。朝・夜・深夜の3回と、混雑帯(19〜23時)を必ず計測して判断しましょう。

ステップ1:自分の使い方を整理する

  • 何人で使う?同時接続は何台くらい?

  • 主な用途は?(動画/SNS/会議/ゲーム/配信/課題提出 など)

  • 1日にどのくらいの時間ネットを使う?

  • 家のどの部屋で使う?(1階のみ/2階も/ベランダやガレージも など)

ステップ2:エリアと機器を確認する

  • 自宅周辺で楽天の電波は入る?できればスマホで外・窓際・室内奥の3か所を歩いて、電波の強さや速度をチェック。

  • 機器は対応周波数設置しやすさで選ぶ。外部アンテナや4G固定ができる機種は、安定させたい人に向く。

ステップ3:短期で“テスト運用”する

  • まず1〜2週間、普段どおり生活して困る場面が出るかを観察。

  • 動画が止まる、会議で音が遅れる、夜だけ遅い…などのクセをメモする。

ステップ4:設置をチューニングする

  • 端末の位置・向きを変えて速度を測る。窓際・高い位置・金属から離すが基本。

  • 5Gが不安定なら4G固定を試す(機種による)。

  • 戸建てや広い住戸はメッシュWi‑Fiを併用して死角をなくす。

ステップ5:合う/合わないを判断する

  • 困りごとが改善した → 本採用。

  • まだ不満が残る → 光回線や他社ホームルーターを検討。楽天は縛りが基本ないので切り替えやすい。(※1年未満の解約で1,078円の解約金が発生)

📌 最短で試す手順(保存版)

  1. 申込(Rakuten最強プラン) 
  2. 機器(対応周波数を確認) 
  3. 設置(窓際・高所で試行) 
  4. 速度計測(複数回) 
  5. 混雑時間帯の確認(19–23時) 
  6. 判断(満足なら継続)
  7. 解約(不満なら他回線へ)

速度計測テンプレ(最低3回:朝・夜・深夜で計測)

時間帯場所下り(Mbps)上り(Mbps)Ping(ms)
窓際   
夜(混雑)リビング中央   
深夜自室   

※同時接続台数をなるべく一定にして比較。動画が止まる、会議で遅れるなど体感メモも残すと判断が正確になります。


7. トラブルと対処法(困ったときは)

速度低下は“場所・時間・接続台数”で発生しやすい。窓際設置・4G固定・メッシュ追加・再起動やファーム更新で改善余地が大きい。

症状よくある原因ためすこと
昼は速いのに夜だけ遅い利用者が集中している置き場所を変える/5G⇄4G固定を試す/メッシュWi‑Fiで部屋内の電波ロスを減らす
室内で電波が弱い壁や窓の遮へい、建物構造窓際・高い位置へ移動/外部アンテナ対応機なら活用/延長ケーブルで最適位置に設置
会議で声が途切れる上り回線が不安定端末を窓際へ/不要な端末の接続を切る/映像をオフにして音声だけで参加
急に切れる端末の発熱・ファーム不具合端末を冷却しやすい場所へ/再起動/最新ファームに更新
速度が上がらない5G電波が弱い/チャンネル競合4G固定で安定化を狙う/Wi‑Fiのチャンネルを変更
家の奥でつながらないルーターと距離が遠いメッシュWi‑Fiの子機を追加/有線LANで中継器に接続

8. お金の話:コストを具体的に考える

月額の考え方

  • 楽天モバイル:使ったデータ量で自動的に料金が決まる。たくさん使っても上限3,278円。

  • 光回線:月額は一定で高め。ただし速度と安定性が高く、家族や重い用途では結果的に快適でコスパが良いことも。

例:一人暮らし・動画中心の場合

  • 平日は学校や会社、夜に動画を見たりSNS。休日は長時間視聴。

  • データ量が多い月でも上限3,278円で止まるので、予算管理がしやすい

例:家族4人で動画とゲームを同時利用

  • 夜の混雑時間にストレスを感じやすい。メッシュWi‑Fiを入れても根本は無線回線なので、光回線へ切り替えた方が満足度が高い可能性。


9. 機器選びの正解:対応周波数・4G固定・メッシュWi‑Fi

4G Band 3/5G n77対応は必須。5Gが不安定なら4G固定で体感が上がります。広い住戸はメッシュで死角を消し、PCやゲーム機は有線で遅延を抑えることが可能です。

  • APNは「rakuten.jp」:多くの対応機は自動で入るが、手動が必要ならこの文字列を設定。ユーザー名やパスワードは空欄でOKな場合が多い。

  • 対応周波数:4GはBand 3、5Gはn77(Sub6)。対応していないと速度が出にくい。箱や説明書、メーカーサイトで必ず確認。

  • 設置場所:窓際・高所・金属から離す。電子レンジや分厚い壁は電波の敵。ケーブルや台座を使ってベストポジションを作る。

  • 4G固定/バンド固定:5Gが弱くて上下に揺れるなら4G固定で全体を安定させる手も。機種とファームで設定可否が違う。

  • メッシュWi‑Fi:親機1台で届かないなら導入を。廊下の角や階段の踊り場など、見通しの良い中継位置に子機を置くと効果的。

  • 有線LAN:PCやゲーム機を有線でつなぐと遅延が下がり、体感が大きく改善することがある。有線ポートが2個ある端末は便利。

APN設定についてはこちらの記事で解説しています👇


10. よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に月3,278円で使い放題?
A. データ量が多い月でも、請求は上限3,278円におさまる仕組みです。少ない月はさらに安くなります。

Q2. 速度はどのくらい出れば十分?
A. 多くの人は、動画視聴や会議などで二桁Mbps(例:20Mbps前後)が出ていれば快適と感じます。家族利用や高画質配信は、もっと速い方が安定します。

Q3. オンラインゲームはできない?
A. 軽いゲームやソロプレイは問題ない場面もありますが、対戦ゲームで勝敗が大事なら光回線のほうが安心です。

Q4. 家の2階や奥の部屋が弱い。どうすれば?
A. 置き場所の見直し(窓際・高所)→メッシュWi‑Fi追加→有線LAN活用、の順に強化していきましょう。

Q5. 解約は簡単?違約金は?
A. 基本的に縛りはなく、解約もオンラインで完了できます。専用端末割引を使っている場合は、残り代金に注意しましょう。


11. まとめ:まずは短期で“試す”→合えば続ける

一般利用は十分実用。重い用途は光が安全。楽天は“低コストで試せる”のが最大の武器。設置と設定を詰めてから最終判断するのが最小コストで失敗しない方法。

  • 月3,278円の上限、工事なし・縛りなしで始めやすい。

  • 多くの家庭で動画・SNS・オンライン会議は快適に使えるレベル。ただし、電波状況と同時接続台数で体感が変わる。

  • 大家族・ゲーム重視・仕事で超安定が必要なら光回線が安全

  • だからこそ、短期で試すのがベスト。合えばそのまま本採用、合わなければ別回線へ。選び直しやすいのが楽天モバイルの強みです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

楽天モバイルは“安さ”と“気軽さ”が魅力ですが、体感は電波や用途で大きく変わります。

迷っている方は、ぜひ短期間だけでも「お試し」してみてください。合えばコスパ最高、合わなくてもすぐに乗り換えやすいのが強みです。

分からない点や体験談はコメントでどうぞ。今後も実体験と調査をもとに、役立つ情報を発信していきます!

参考・出典(確認日:2025年7月26日)


付録:用語ミニ解説

  • SIMカード:携帯回線を使うための小さなカード。契約者情報が入っている。

  • APN(アクセスポイント名):回線につなぐための設定名。楽天は「rakuten.jp」。

  • 周波数帯(Band):電波の“種類”。対応していないと電波をつかみにくい。楽天は4GのBand 3、5Gのn77が中心。

  • プラチナバンド:700MHzなどの低い周波数帯。遠く・屋内に届きやすい。

  • メッシュWi‑Fi:家の中に複数のWi‑Fi機器を置き、広い範囲をカバーする仕組み。

  • 遅延(レイテンシ):操作してから反応が返るまでの時間。オンラインゲームでは短いほど有利。

  • スループット:実際に出ている通信速度。測定アプリで確認できる。

  • ジッター:遅延の揺れ。数値が大きいと会議や配信で音声が乱れやすい。

 

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