固定費を抑えたくて格安SIMのことが気になっているけど、格安SIMのメリットとデメリットってどんなことがあるの?
これまで大手キャリアを使っていて、格安SIMに乗り換えたいと思っている人はこんな悩みを持っていると思います。
今回はこの格安SIMのメリットとデメリットについて解説していきます。
この記事の内容
- そもそも、格安SIMって何なの?
- 格安SIM 5つのメリット
- 格安SIM 5つのデメリット
- 格安SIMのメリット・デメリットのまとめ
僕は格安SIM歴8年ほど。最初は僕も何もわからない状態から始めました。
今では家族全員の携帯料金を管理し、固定費を大幅に節約することに成功しています。
この8年間で学んだことも踏まえて、格安SIMのメリット・デメリットについてわかりやすく解説しますね。
この記事を読み終わった後には、格安SIMの良いところと気になることについても理解したうえで、格安SIMへの乗り換えへ一歩踏み出せるようになっているよ。
そもそも、格安SIMって何なの?
格安SIMって何?
そもそも、「格安SIM」って何なの?って話ですよね。
僕も8年前まではそうでした。
今では家電量販店でも目にするようになりましたし、かつてよりはだいぶ知られるようになりましたよね。
その「格安SIM」ですが、その名の通り、大手携帯電話会社よりも格安の料金で利用できる携帯電話サービスのことです。
そして、スマートフォンの中にSIMカードと言われるICチップが挿入されています。
そのICチップの中に携帯電話番号等の契約者の情報が記録されており、このICチップのおかげで通信を行うことができるようになっています。
- なぜ格安?→大手キャリアよりも安い料金で通信サービスを利用できる
- SIMとは?→スマートフォンに挿入されているSIMカードと言われるICチップ
上記の2つが合わさって格安SIMって言われてるよ
SIMカードとはどんなもの?
SIMカードとはICチップだと説明しましたが、どんなものか実際に見てみないとイメージしにくいですよね?
ここでは、SIMカードの説明をイラストも使ってわかりやすく説明したいと思います。
上に3枚のイラストを並べましたが、左からnanoSIM、microSIM、標準SIMとなっていて、このいずれかのSIMをスマートフォンに挿入して使用することになります。
違いは大きさだけで、年々小さいサイズのSIMが使われるようになっていて、僕が格安SIMに出会った頃はmicroSIMが多かったように思いますが、現在の主流はnanoSIMです。
この3枚は物理SIMと言われており、スマートフォンに挿入するタイプのものですが、実はもう1種類のSIMが存在しています。
それは、eSIMと言われるもので、最近少しずつ増えてきています。
eSIMとは上の3枚のSIMとは違い、スマートフォン本体に埋め込まれているので形はありません。
eSIMについては、別の機会に詳しく解説するね!
SIMカードの機能と種類
SIMカードには、出来る機能によって下の表のように3つの種類に分けられています。
SIMの種類 | 音声通話 | データ通信 | SMS |
---|---|---|---|
音声通話SIM | 〇 | 〇 | 〇 |
データSIM | × | 〇 | × |
データSIM+SMS | × | 〇 | 〇 |
音声通話SIMにできること
大手キャリアからの乗り換えを検討している人がまず1番に考えるのがこの音声通話SIMです。
音声通話SIMとは、ただ単に通話ができるだけではなく、データ通信もSMSも大手キャリアでできていたことが全てできるSIMです。
僕自身も大手キャリアからの乗り換えでしたし、これまで同様にスマートフォンを使用したかったので、利用したことあるのはこの音声通話SIMのみです。
データSIMにできること
データSIMとはその名の通り、データ通信のみができるSIMです。
タブレット端末や通話やSMSを使用しない使い方をするスマートフォンには、3種類のSIMの中で月額料金が一番安いのでおすすめです。
データSIM+SMSにできること
このSIMは、データ通信にSMS機能が付いたSIMで、電話番号を使用した音声通話はできませんが、SMSの送受信ができます。
音声通話は必要としてなくて、LINEを使い人や使いたいアプリがSMS認証が必要な場合などはこのSMS機能が付いたSIMも検討の対象にしてもいいかもしれません。
格安SIM 5つのメリット
格安SIMがどんなものなのかはわかってきたけど、格安SIMにメリットはあるの?
格安SIMにはメリットはたくさんあるよ!
ここからはメリットについてそれぞれ説明していくね!
月額料金が安い
なんと言っても、月額料金が安いというのが最大のメリットですし、携帯料金を抑えたいと思っている人には1番の判断材料になると思います。
大手キャリアのユーザーの月額料金の平均は5146円というデータが出ています。
1ヶ月3GB以内で利用しているライトユーザーにとってはもっと安くできないかと思うところだと思います。
格安SIMはそんな安く抑えたいと考えている人の強い味方となってくれます。
例えば、僕が今契約しているIIJmioだと、音声通話SIMの2GBで850円、4GBで990円、最大のデータ量の20GBでも2000円と、1000円から2000円程度で使用できてしまいます。
家族4人で契約しても5000円以下で契約できるから、固定費も大幅に節約できるね!
料金プランがシンプルでわかりやすい
料金プランがシンプルでわかりやすいというのも、格安SIMのメリットとして挙げられます。
大手キャリアのプランですが、割引込みの値段を表示していたり、小さな字で「オプションに加入した場合」など非常にわかりにくいです。
格安SIMの場合だと、先ほどIIJmioを例にしたプランを少し紹介しましたが、自分が使用するデータ量(GB)に応じてプランを選択するだけなのです。
このデータ量にプラスしてかけ放題等のオプションを追加していくだけなので毎月の支払額もイメージいやすいです。
格安SIMの毎月の支払額イメージ
メイン:データ量(GB)
サブ:かけ放題等のオプション(オプション無しの場合、+0円)
メインとサブを足したものが毎月の支払額
自分に合ったプランが見つかる
大手キャリアであれば、少ないデータ量(3GBまで等)のプランとデータ無制限のプランしかないため、ほとんど選ぶことは出来ません。
格安SIMであれば、データ量によって細かく分かれているので、自分が使うだけのデータ量で契約すればよいです。
また、通話も電話をよくかける人であればオプションを付ければよいし、通話はLINEで十分という人はオプションをつけなければよいだけです。
このようにその人それぞれの使い方によってプランも様々なので自分にあったプランが見つかりやすいのです。
キャンペーンを狙えばスマホ本体を安くゲットしてMNPできる
全ての格安SIN業者に当てはまることではないのですが、キャンペーンを狙えば、スマホ本体を格安で購入してMNPすることができます。
僕がおすすめするのが、OCNモバイルONEとIIJmioです。
この2社は、キャンペーン中であれば、1円や110円といったとんでもない格安で購入することが出来るので特におすすめです。
スマホ本体を格安でゲットできるおすすめの格安SIM
- OCNモバイルONE
- IIJmio
店舗に行かずに契約できる
店舗で何十分も待たされた経験がある人も多いのではないでしょうか。
格安SIMはネット上で契約することがほとんどなので、店舗にわざわざ行って契約する必要はありません。
近くに店舗がなくても、忙しくて店舗に寄る時間がない人でも時間と場所を選ばずに契約することが出来るので、これもメリットと言えますね。
格安SIM 5つのデメリット
格安SIMにはメリットばかりだね!
すぐに乗り換えよう!
ちょっと待って!
確かにメリットはたくさんあるけど、デメリットもあるからその点も解説していくね!
通話定額プランは別途オプション
大手キャリアでは通話定額はプランに含まれていることがほとんどなので、電話をよく使う人にしてみれば自分で選択する必要はないので、そちらの方がよいかもしれません。
格安SIMではメリットのところでも触れたのですが、電話かけ放題や通話10分無料等の通話関係はオプションであることが多いので、必要であれば別途オプションを付ける必要があります。
- 音声通話をよくする人にとってはデメリット
- LINE通話主体の人にとっては通話関係がオプションなのは逆にメリット
初めての人には敷居が高い?
大手キャリアで契約していた人は、これまで店舗で契約したり、わからないことがあれば店舗でサポートを受けることができました。
格安SIMでは店舗がないことがほとんどなので、店舗に行ってサポートを受けることができません。
WEB上で契約するのももちろん自分ひとりですし、SIMが届いたらSIMの挿入から初期設定まで自分自身でしないといけません。
初めて格安SIMを契約する人にとっては、全てを自分ひとりで行わないといけないので、ものすごく高い壁のように感じると思います。
わからない人はカスタマーサポートやネット上にも、初期設定等のいろんな情報があるから利用してみるといいよ!
通信業者が多いのでどれがいいのかわからない
大手キャリアは数社しかないので比較もしやすいですよね。
格安SIMには何十社もの通信業者が存在しているので、初めて契約する人にとっては「いったいどの格安SIMを契約すればいいのかわからない」と思う人も多いと思います。
僕のおすすめとしては、OCNモバイルONE、IIJmio、BIGLOBEモバイル、mineo、nuroモバイルあたりかなと思っています。
OCNモバイルONE・・・SIMとスマホ本体のセットが安い
IIJmio・・・SIMとスマホ本体のセットが安く、料金プランも安い
BIGLOBEモバイル・・・YouTube見放題のオプションがある
mineo・・・データ通信無制限のオプションを付けることができる
nuroモバイル・・・3GB、5GBのプランは業界最安クラス ※特に5GBで1000円切っているのはnuroモバイルだけ!
プランが多いので逆にどれにすればいいのかわからない
データ量別に細かくプランが細分化されてりるので、初めての人にとっては逆にどれを選んでいいのからからないという人もいると思います。
僕も最初は自分がどれだけデータ通信をしているのもわかりませんでしたので、とりあえず一番下のプランを選びました。家計を節約したいので(笑)
それで足りないようであればギガを追加するか、翌月からデータ量の多いプランに変更するとよいと思います。
プランの変更やギガの追加はネット上で簡単に行うことができるよ!
キャリアメールが使えない
大手キャリアから乗り換えるということは大手キャリアではなくなってしまうため、長年使い慣れたキャリアメールが使えなくなってしまいます。
これまで大手キャリアを使ってきた人にとってはキャリアメールを使えなくなるというのは、かなり抵抗があることかもしれません。
ただ、最近の連絡方法と言えばLINEが主流になっていると思われますし、昔ほどキャリアメールで連絡をとるということも減っているのではないでしょうか。
また、誰でも取得可能なgoogleアカウントを作成して、GoogleのGmailを使用すればキャリアメールの代わりとして使用することも可能です。
キャリアメールの代替手段
- LINE
- Gmail
- 格安SIM独自のメールアドレス(提供していない格安SIMもある)
格安SIMのメリット・デメリットのまとめ
今回の記事では、格安SIMの説明からメリット・デメリットについて解説しました。
大手キャリアから乗り換えるにあたって確かにデメリットと感じるところもあるけど、格安SIMにはたくさんのメリットがあるね!
そうだね!確かにメリットは多いし、デメリットもあるけどデメリットに感じるかは人それぞれだね!
格安SIMのメリット
- 月額料金が安い
- 料金プランがシンプルでわかりやすい
- 自分に合ったプランが見つかる
- キャンペーンを狙えばスマホ本体を安くゲットしてMNPできる
- 店舗に行かずに契約できる
格安SIMのデメリット
- 通話定額プランは別途オプション
- 初めての人には敷居が高い?
- 通信業者が多いのでどれがいいのかわからない
- プランが多いので逆にどれにすればいいのかわからない
- キャリアメールが使えない
いかがでしたでしょうか?
メリット・デメリットともに解説してきましたが、特にデメリットに関してはどう思いましたか?
メリットよりもデメリットの方がでかいなと思われた方は格安SIMへの乗り換えはもう少し考えてみる必要があるかもしれません。
逆にデメリットよりもメリットの方にたくさんの魅力を感じる方やデメリットが小さいなと思われた方は、格安SIMへの乗り換えをおすすめしますし、後悔はしないと思います。
みなさんも格安SIMに乗り換えて、家計を賢く節約していきましょう!
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