楽天モバイル vs IIJmio 徹底比較レポート【2025年6月最新版・完全版】

楽天モバイル vs IIJmio を比較検討する男女が、パソコンとスマートフォンを手元に置きながら真剣に話し合っているイラスト。背後には木製のテーブルと自然光が差し込む部屋の背景があり、左右に「Rakuten Mobile vs IIJmio」の文字が配置されている。 比較

こんにちは!本記事は、楽天モバイル歴4年・IIJmio歴5年の筆者が実際の利用経験各種レビュー・最新調査データをもとにまとめた“決定版”比較レポートです。どちらに乗り換えるか悩んでいる方はこれ一つで判断できます。


この記事でわかること

・料金・キャンペーン・割引を徹底的に洗い出した “本当の総コスト”

・通話・SMS・海外ローミングを含めた フルスペック比較

・混雑時間帯の速度やプラチナバンドの影響など 最新ネットワーク事情

・家族・学生・ヘビーユーザー別の具体的シミュレーション

・申し込み〜開通までの “つまずきポイント” と解決策

・よくある質問(FAQ)と筆者が感じた細かいメリット・デメリット


こんな人に読んでほしい

  • 月のデータ使用量が20GB前後でプラン選びに迷っている人

  • 海外旅行・出張が多く、ローミング費用を抑えたい人

  • 家族回線をまとめて最適化したい人

  • 格安SIMへ乗り換えたいが通信品質が不安な人


ざっくり結論(まずは早わかり)

超要約: 楽天モバイルは「データ無制限+海外2GB無料」でヘビーユーザー向き。IIJmioは「容量細分化+低価格」で家族・ライト層向き。月データ量と海外利用が選択のカギ。

楽天モバイルとIIJmioのサービス概要や特徴をシンプルなアイコンとテキストで比較したイラスト。

 楽天モバイルIIJmio
キャリア種別MNO(自社回線+auローミング)MVNO(ドコモ/au帯域)
強みデータ無制限&海外2GB無料 / Rakuten Linkで国内通話0円 / 初期費用0円プラン細分化・データ繰り越し&シェア / 低価格帯が安い / 長期ユーザーへ特典
弱みアプリ通話必須・一部SMS制限 / 場所により電波穴が残存昼休み・通勤帯に速度低下 / 初期費用が高い / 海外データ不可
こんな人向け20GB超ヘビーユーザー・海外出張多い人・楽天経済圏2〜15GBライト〜ミドル・家族で効率運用・固定費を極限まで下げたい人

決め手は “月あたりのデータ量” と “海外利用の有無”。ここがハッキリすれば答えは9割出ます。


1. 楽天モバイルとIIJmioの基本情報を比較

初めて格安SIMを検討したとき、そもそも“楽天モバイルとIIJmioって何が違うの?”という疑問がありました。両方使ってみて、運営母体や回線方式、サービスの歴史など“地味だけど安心感に直結するポイント”の違いを感じています。大手キャリアからの乗り換えなら、まずはここを押さえておくと安心です。

1‑1. 楽天モバイルとは?

  • 2020年4月正式スタート。わずか5年で契約数640万件を突破し “第4のキャリア” の地位を確立。

  • 自社4G/5G網を全国展開しつつ、パートナー回線(au)も無制限化 したことで “圏外リスク” を大幅削減。

  • 2024年6月、悲願だったプラチナバンド(700 MHz)を獲得。現在47都道府県で順次エリア拡大中。

  • 楽天経済圏 とのシナジー(SPU最大+4倍/市場買い物ポイント/カード支払い1%還元)。

1‑2. IIJmioとは?

  • 1992年創業IIJが運営する老舗ISP。MVNOサービス開始は2012年で 業界最長クラスの運用ノウハウ

  • 帯域を自社で購入・最適化 する「フルMVNO」方式のため、他の格安SIMに比べAPN構築や技術サポートが安定。

  • 2025年春に5G SA(スタンドアローン)トライアルを開始。低遅延ニーズにも今後対応予定。

  • ギガプラン はデータ/音声/eSIM/SMSカードを組合せ可能 → “サブ機テザリングだけ欲しい” ニッチにも強い。


2. 料金プラン徹底比較|楽天モバイル vs IIJmio

実際に2社を行き来した最大の理由が“月額料金とコスパ”。特に家計簿アプリで通信費を見直すたび、楽天の『データ無制限』とIIJmioの『細かい容量選択』は、生活スタイルで大きく満足度が分かれると実感しています。

2‑1. 楽天モバイル

利用量月額1GBあたり単価典型ユーザー
〜3GB1,078円359円LINE通話中心のライト層
〜20GB2,178円109〜217円SNS・動画を毎日観る学生社会人
無制限3,278円164円(20GB)
それ以上はどんどん下がる
テレワーク・4K動画・ゲーム配信

20GBを1度でも超えたら即3,278円。ここを “高い” と感じるか “上限で安心” と感じるかが鍵。

2‑2. IIJmio

プラン容量音声SIM音声eSIMSMS付きSIMデータSIMデータeSIM
(docomo)
2GB850円850円820円740円440円
5GB950円950円930円860円650円
10GB1,400円1,400円1,370円1,300円1,050円
15GB1,800円1,800円1,780円1,730円1,430円
25GB2,000円2,000円1,980円1,950円1,650円
35GB2,400円2,400円2,380円2,340円2,240円
45GB3,300円3,300円3,280円3,240円2,940円
55GB3,900円3,900円3,880円3,840円3,540円

※データ繰り越し・家族シェアは全プラン共通で対応しています。

キャンペーン割引で3か月間5GBが500円等になることも。公式サイトで最新情報をご確認ください。 

2‑3. 料金シミュレーション例

家族4人・1人あたり月5GB・家族内通話中心の場合(1年コスト)

プラン・オプション楽天モバイルIIJmio
データプラン料金2,178円×4×12 = 104,544円(950-100)×4×12 = 40,800円
通話定額オプション※Link通話で0円(アプリOK前提)(不要なら0円、必要なら+700×4×12=33,600円)
通話定額合計0円0円〜33,600円
合計104,544円(Link前提)40,800〜74,400円

※通話アプリに抵抗ある家族は「楽天もIIJmioも全員通話定額必須」で比較を!

*シミュレーションはキャンペーン割引を除外したベースラインで算出。


3. 通話・SMS機能の違いと注意点

私は家族とはLINE通話中心ですが、仕事で“普通の電話番号”も使うため、楽天Linkの無料通話やIIJmioのかけ放題オプションを両方試しました。番号通知や音質、SMSの挙動も案外ストレスになるので、通話をよく使う人は要チェックです。

  • 楽天モバイル は Linkアプリ経由で 固定電話・携帯宛とも完全無料。ただし 0570/0180/110/119 など特番は対象外。iOSはSMSが標準アプリ送信になるため3円/回発生。

  • IIJmio標準ダイヤル=30秒11円 と国際電話も同料金。IP通話より安定する反面、かけ放題付けないと通話派は割高。

  • 使い分けのヒント:

    • 電話を“ほぼしない”→どちらでもOK(通話コストは無視できる)

    • 取引先に頻繁に電話→IIJmio+10分定額のほうが番号通知/音質で無難

    • 家族や友人と長電話→Rakuten Link一択


4. 通信速度・エリア・品質を比較

通信速度やエリアは多くのレビューや公式データ、第三者の速度計測レポートを参考にしています。特に都市部や駅、カフェ、郊外など日常利用で“安定して使えるか”は、多くのユーザーが気にするポイントです。楽天モバイルは2024年のプラチナバンド対応で都市部や地下のつながりやすさが改善。IIJmioは昼の混雑時に速度低下が見られるものの、普段使いならSNSやWebは十分対応可能といった声も多数です。自分の生活圏や使い方に合わせて選ぶのが満足度アップのコツです。

楽天モバイルとIIJmioの通信速度やエリア品質をカフェや電車、郊外などのイラストで比較した図。楽天はプラチナバンド拡大、IIJmioは混雑時に低速を強調。

4‑1. 実測データの傾向

  • 楽天モバイル:都市部は150~250 Mbpsがザラ。主要駅ホームで70 Mbps程度。昼12時台でも50 Mbps以上をキープ した点は高評価。郊外の山間部ではローミングA帯域に切り替わり下り20 Mbps前後まで落ち込み事例あり。

  • IIJmio:深夜〜朝は80 Mbps以上出る箇所も多いが、12:10〜12:50の平均が18 Mbps、Ping140 ms超。動画視聴は720pまで落とす必要があった。

4‑2. プラチナバンドの効能

  • 700 MHzは ビル・地下・車内で-15 dBの改善 が観測され、楽天ユーザーの「屋内圏外」は体感で半減。

  • 速度自体は20〜30 Mbpsと控えめだが “繋がる安心感” が取材ユーザーに大好評。


5. 海外ローミング対応状況を比較

年に数回の海外旅行・出張で“ローミングの手軽さ”は大きな差に。楽天モバイルは現地到着後すぐ使えて、ポケットWi-Fi不要なのは本当に便利でした。IIJmioはAiraloなどサブeSIMを組み合わせる形になりました。出張族 は要チェック!

楽天モバイルは海外69カ国対応で2GBまで無料、IIJmioは海外データ通信不可でサブeSIMが必要と表現した比較図。

項目楽天モバイルIIJmio
高速データ月2GB無料→超過128kbps1GB/500円チャージ×
通話Link相互0円 / iOSは着信有料ドコモ/au国際ローミング従量
対象国69地域(北米・欧州・アジア主要国)キャリア依存(音声のみ)
現地SIM変更eSIM再発行即可不可(日本帰国後交換)
滞在90日超要利用実績1回=SMS受信でOK回線停止リスクなし

海外に行くことが多い人にとっては楽天モバイルのほうが使い勝手がいいですね!

6. 初期費用・契約期間・解約金を比較

近年まで楽天モバイルは“いつ解約しても0円”が大きな魅力でしたが、2024年10月以降は『1年未満で解約・MNP転出すると1,078円の契約解除料』が必要に。1年以上使えば従来通り無料です。IIJmioは今も解約金ゼロなので“短期利用”や“お試し派”にはやさしい設計です。

  • 楽天は “0円スタート&0円終了”1年未満の利用の場合、解約・MNP転出すると1,078円の契約解除料が発生)が基本ポリシー。転出・eSIM再発行も無料。

  • IIJmioは 初期3,300円+SIM433円 がネック。ただし mio長特 で追加回線は年1回無料になる仕組み。

【裏ワザ】「IIJmioは端末セールが鬼安い」→実質初期費用は回収できることが多い。例:Redmi 13C 4GB/128GBが110円。


7. 家族割・長期特典の比較

楽天の“招待リンクだけ”の家族割は本当にラクで、学割との併用もうれしいポイント。IIJmioの家族割は“mioIDの共有”やシェア設定で最初は少し手間がかかりましたが、一度慣れると細かく節約できるので“家族全体の通信費”を抑えたい人にぴったりです。

7‑1. 家族割

  • 楽天モバイル:My楽天モバイルで招待リンク→承諾だけで完結。学割・こども割併用で 最大▲440円/回線

  • IIJmio:mioID共有→家族割[100円]+ファミリー通話20%off+シェア量節約が鉄板コンボ。

👇楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」はこちらの記事をご参考に👇

7‑2. 長期ユーザープログラム

楽天モバイル:長期継続による通信サービスの特典は基本なし
年数IIJmioの特典内容
1年毎年3GB付与+SIM再発行無料
3年毎年4GB+初期費用半額
5年毎年5GB+初期費用無料

8. 楽天モバイルとIIJmioのメリット・デメリット

両社を使い比べて感じたのは、“意外な盲点”がそれぞれにあること。楽天は開通がとにかく速く、ポイント還元も魅力ですが、“Linkアプリ前提”やiPhoneのSMS制限は注意。IIJmioはトラブル時も技術サポートが手厚い反面、eSIM/物理SIMの切替コストや対面サポートの有無など“ちょっとした使い勝手”も差が出ます。

楽天モバイルのメリット

  • データ無制限(上限3,278円)でギガ使い放題

  • 海外2GB無料ローミング(69カ国)

  • Rakuten Link通話・SMS無料(国内外)

  • SPU(楽天ポイント)+4倍で楽天市場が超お得

  • eSIM即日開通

  • テザリング無料

  • キャリア決済対応(Google Playなど)

楽天モバイルのデメリット(注意点)

  • 3GBまでの料金は格安SIM他社より高め(1,078円)

  • 利用ギガ数による段階制で、3GB超〜20GBの幅が広い(2,178円)

  • 無料通話はLinkアプリ必須/一部SMSや着信は課金対象

  • 通信エリアは都市部中心、場所によって電波が弱い場合あり


IIJmioのメリット

  • プラン細分化&安い(2GB〜55GBの最安クラス)

  • データ繰り越し&家族シェア対応(余った分を分け合える)

  • 長期ユーザー優遇(1年〜毎年ギガ付与)

  • eSIM即日開通・物理SIMもOK

  • MVNO最長クラスの運用ノウハウ&サポート

  • テザリング無料

IIJmioのデメリット(注意点)

  • eSIM⇄物理SIM交換は550円:端末変更が多い人は要コスト把握。

  • キャリア決済非対応:Google Play課金などは別決済が必要。

  • 対面サポートなし:店舗がないため電話・チャットのみ。


9. 乗り換え手順と注意点まとめ

実際の乗り換えは“手続きの順番”を間違えると余計な時間や手間がかかります。特にeSIMは“Wi‑Fi環境下での開通作業”や“iPhoneの物理SIM戻し”でデータが消える点など、“地味だけど重要な落とし穴”に注意。事前に手順を確認しておけば、スムーズに移行できます。

MNP予約、申込、SIM/QR受取、開通手続きまでの4ステップをイラストとアイコンで示した乗り換え手順。下部に「Wi-Fi必須」「データ消去リスク」の注意アイコン。

  1. MNP予約番号取得(元キャリア)→楽天は不要/IIJmioはオンラインで即日発行。

  2. 公式サイトで申し込み。

  3. eSIMの場合はメールのQRをスキャン→プロファイルDL時はWi‑Fi必須

  4. 開通手続き完了後、旧SIMを抜き再起動。

  5. Rakuten Link認証/IIJmioはAPN自動設定を確認。

ハマりポイント:iPhoneでeSIM→物理SIMへの変更は 一旦チャージされたデータが消える ので要注意。

10. よくある質問(FAQ)

ブログやSNSでよく聞かれるのが“お昼の速度落ち”や“地下の圏外問題”。実際に自分も現地で試して“このくらいなら大丈夫”とか“ここは要注意”というリアルな体感が得られました。ユーザー目線で気になる細かい疑問にもひとつずつ答えます。

Q. 昼休みのIIJmio速度は本当に遅い? → 都心部の平均は18 Mbpsだが、テキストSNSは問題なし。動画は画質自動調整で可。

Q. 楽天モバイルは地下で圏外になる? → 700 MHzエリアなら4G掴む。まだ拡大途中なので利用エリア要確認。

Q. かけ放題要らないが5分/10分定額は無駄? → LINE通話派は付けなくてOK。標準アプリで番号通知したい人は “保険” として有用。

Q. eSIM再発行は何回でも無料? → 楽天は無料回数制限なし。IIJmioは年1回無料、以降550円。


11. 選び方フローチャート

“どっちを選ぶべき?”という質問には、このフローチャートが一番早いです。実際、知人や家族にもこの流れで質問すると“あっ、自分はこっちだ”と納得できることが多いです。

  1. 海外でスマホを使う予定がある?YES→楽天 / NO→次へ

  2. 月データ使用量が20GB超?YES→楽天 / NO→次へ

  3. 家族で2回線以上まとめたい?YES→IIJmio / NO→次へ

  4. 通話はアプリでも問題ない?YES→楽天 / NO→IIJmio


12. まとめ|楽天モバイルとIIJmioどちらを選ぶべきか

笑顔の男性イラストと吹き出し。「あなたにピッタリのプランが見つかりますように!」というまとめコメント。

私自身も用途によって2社を使い分けています。『たっぷり使いたい+海外』なら楽天、『家族まとめて最安』ならIIJmio。大事なのは“毎月どれだけ使うか・何を重視するか”。実際に使ってみたリアルな視点から“損しない選び方”を提案します。

  • 楽天モバイル:無制限×海外×ポイント。コスト固定化で精神がラク。通話アプリに抵抗なければ最強。

  • IIJmio:一人〜家族まで柔軟&安い。“お昼休みに動画観ない”ならコスパ圧勝。長く使うほど特典もUP。

あなたの“スマホ費”をあと1,000円でも下げるヒントは、この2社に詰まっています。ぜひ本記事を活用し、自分と家族にベストな1枚を選んでください!


今月のおすすめキャンペーン早見表

キャンペーンは本当に頻繁に変わるので“タイミング次第で損益が変わる”のも格安SIM選びのリアル。最新情報を常にチェックしていたおかげで私自身“端末セット”や“ポイント還元”で得した経験があります。

キャリアキャンペーン名特典内容申込期限公式申込リンク
楽天モバイル三木谷キャンペーン 他社からの乗り換えで最大14,000ポイント、新規契約で最大7,000ポイント還元(専用リンクから申込) 終了日未定 

楽天モバイル公式サイト

IIJmioサマーキャンペーン(スマホ大特価セール) MNP転入+対象端末購入で端末最安110円、ギガプラン契約で特典 2025/8/31 IIJmio公式サイ
ご注意:キャンペーン内容や期間は予告なく変更される場合があります。申込前に各公式サイトで必ず最新情報をご確認ください。

👇楽天モバイルのキャンペーンについてはこちらの記事をどうぞ👇

ここまで読んでくださりありがとうございます!

どちらも一長一短ですが、“何を一番重視したいか”で後悔しない選択ができます。

楽天モバイルは無制限+海外で安心、IIJmioは月額の安さと柔軟さが武器。

あなたにとって“納得できる1枚”が見つかれば嬉しいです!

 

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