楽天モバイル48回払いのデメリットと注意点を家計目線で解説

楽天モバイルのスマートフォンと家計簿、天秤に「メリット」と「デメリット」を表す丸いマークが描かれ、「楽天モバイル48回払い メリットとデメリット 家計目線でやさしく解説!」と書かれた横長のおしゃれなバナー画像。 キャンペーン

こんにちは!以前、android端末のキャンペーンについて解説しましたが、今回は皆さんお待ちかねのiphoneに乗り換える際のキャンペーン「買い替え超トクプログラム」について解説します。

スマホを買い替えるとき「まとまったお金がない」「毎月の通信費をなるべく抑えたい」と感じたことはありませんか? そんなご家庭向けに楽天モバイルが用意しているのが、いわゆる48回払い(買い替え超トクプログラム)。この記事では仕組みと注意点を家計目線でやさしく解説し、「本当に家計の味方になるのか?」を一緒にチェックします。

楽天モバイルの買い替え超トクプログラムのバナー画像。上部に「Rakuten Mobile 買い替え超トクプログラム」のロゴ、中央に「最新iPhoneの本体代が最大半額分支払い不要」と大きく記載。下部に「プランの申し込みがなくてもOK!」と黄色とピンクの帯で強調されている。

出典:楽天モバイル公式サイト


ここがポイント!ざっくりデメリット・メリット

このプログラムは月々約3,000円から始められ、2年後返却で実質半額になる一方、手数料や紛失リスクもあるため、家計とのバランスが重要です。

  • デメリット
    • 楽天カード必須で審査あり/Androidは対象外
    • 返却時に手数料3,300円、キズがあると22,000円
    • 紛失・盗難時は残債一括などリスクも大きい
  • メリット
    • 月々の支払いが約3,000円でスタートでき、食費や教育費のやりくりを圧迫しにくい
    • 2年後に返却すれば残りの支払いがゼロ=実質半額
    • 回線契約なし・分割手数料0円で気軽に試せる

この記事のポイント: 月々約3,000円で2年借り、返却すると実質半額。ただし手数料やリスクがあるので、家計スタイルに合わせて選びましょう。


1. プログラムのしくみをざっくり理解しよう

楽天モバイルの48回払いは、2年後に端末を返却すれば負担がぐっと減る仕組みです。最初はややこしく感じるかもしれませんが、「分割でスマホを借りて、一定期間使ったら返す」という感覚でOKです。

iPhone 16 128GBを買い替え超トクプログラムで購入した場合の支払いイメージ図。毎月2,952円を24カ月支払った後、25カ月目に端末を返却することで、残り70,852円の支払いが不要になり、最新機種に変更できることを示した図。

出典:楽天モバイル公式サイト

キーワード意味
48回払いスマホ代を48か月=4年に分けて払うこと
24回返却2年払ったらスマホを返却できる制度
残債免除返却すれば残りの支払い(残債)を払わずに済む
  • 対象はiPhoneシリーズ。例としてiPhone16(仮)128GBを使います。
  • 月々の支払いイメージ:定価141,000円÷48回≒2,952円/月。 → 毎月約3,000円なら、食費を少し見直すだけで捻出できるご家庭も多いはず。
  • 2年後(24回)にスマホを楽天に返すと、残り約70,000円の支払いが免除。 → 実質70,000円で2年レンタルしている感覚です。

こんなイメージ

  • 残価設定型の自動車リース:3年間は定額で乗り続け、期間終了後に返却すれば残価の支払いが免除され、次の車に乗り換えられる。 ※実際の自動車リースは金利や残価設定のルールが異なりますが、「契約期間中は解約できず、満了時返却で残額免除」という部分が楽天モバイルのプログラムと似ています。

2. 覚えておきたい8つの注意ポイント(+具体例)

このプログラムは安く始められる反面、審査や返却ルールなど注意点もいくつかあります。思わぬ出費やトラブルを防ぐためにも、事前にしっかりチェックしておきましょう。

① 楽天カードがないと使えない

  • 支払いは楽天カード限定。他のカードやデビットは不可。
  • カード発行には審査があり、過去の支払い遅延があると通らないことも。
  • 例:専業主婦の方は配偶者の家族カードを使うと審査がスムーズな場合があります。

② iPhoneだけが対象

  • Android派には不向き。お子さんがAndroid派の場合は別の購入方法を検討しましょう。

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③ スマホは“レンタル”+支払いは固定

  • スマホを返さず4年払いきると、一括購入より高くなるケースも。
  • 48回という支払い回数は変更不可。
  • 返却時期が1か月遅れるだけで免除額が数千円減るため、スケジュール管理が重要です。
  • 返却後は端末が手元に残らないので、「料理レシピ専用端末」などの使い回しはできません。

④ 返却時にお金がかかる

  • 事務手数料3,300円は必ず発生。
  • 画面割れ・背面割れなどがあると22,000円請求される可能性も。
  • :買い物中に子どもがスマホを落として画面ヒビ→22,000円。AppleCare+なら3,700円で修理可能。

⑤ なくしたら全額請求

  • スーパー帰りにバッグを置き忘れるなどして返却不可になると、残金を一括で支払う必要。
  • 保証加入で12,900円に抑えられるものの、月額1,000円前後が発生。

⑥ 他の割引が使えないことがある

  • 一括購入向けの「20,000円オフ」や「ポイント40,000付与」が無効な場合も。
  • キャンペーンは要エントリーが多いので見落とし厳禁!

⑦ 申し込み後はキャンセル不可

  • オンラインで「やっぱりやめます」はできません。
  • 容量やカラーを間違えると変更不可なので要注意。

⑧ 分割審査に落ちるかも

  • クレジットヒストリー(クレヒス)が浅い場合は要注意。
  • 審査に落ちても一括払いなら購入可能ですが、分割のメリットは失われます。

3. それでも便利なメリット(+深掘り)

毎月の支払いが軽くなるのはやっぱり大きなメリット。家計管理がしやすくなるので、出費を抑えたい方にはぴったりな仕組みです。

月々の支払いが安い

  • 24回払いだと5,904円/月→48回払いなら2,952円/月。
  • 毎月のパート代が40,000円前後でも家計に負担をかけにくい。

2年ごとに最新iPhone

  • 写真・動画がきれいで、子どもの運動会や家族旅行の思い出撮影に最適。
  • 料理レシピアプリや家計簿アプリもサクサク動く。

回線契約なしでもOK

  • 既に別キャリアを使っている場合も端末だけ購入できます。

分割手数料0円

  • 銀行ローンのような利息が不要なので、支払い総額が増えにくい。

📝 豆知識:分割手数料がゼロでも「手数料相当額」を値引きしている販売店も。購入前に比較してみましょう!


4. 契約前のチェックリスト(ざっくり4ステップ)

契約前に「どんな使い方をするか」「返却ルール」「総額」などをざっと確認しておくと安心。家計とのバランスを考えて、無理のない選択をしましょう。

  1. 使い方を決める
    • 2年ごとに返却するか、4年使い切るかをイメージ
  2. 楽天カードを用意
    • 家族カードを活用するなど、審査方法を検討
  3. 返却&保証ルールを確認
    • 返却手数料、損傷/紛失時の負担額、AppleCare+加入可否
  4. 総額をシミュレーション
    • 一括・24回払いとの合計を比較し、家計に合う方法を選択

5. このプログラムが向いている人・向かない人

ライフスタイルやスマホの使い方によって、このプログラムの向き不向きは変わります。自分や家族のスタイルに合うかどうか、一度整理してから決めるのがおすすめです。

◎ 向いている人

  • 2年ごとに新機種を使いたいガジェット好きな人。
  • パート代や家計のやりくりでコツコツ払いたい人。
  • スマホは「便利な道具」と割り切り、手元に残さなくてもよい人。
  • 既に楽天カードを使っている、または新規発行に抵抗がない人。
  • ケース&フィルムでスマホを丁寧に扱える人。

△ 向かない人

  • 1台を3〜4年大事に使う主義の人。
  • Android派、またはiPhoneにこだわりがない人。
  • クレジット審査が不安、カードを増やしたくない人。
  • 紛失や画面割れが多い「うっかりさん」。

6. メリット vs デメリット 詳細表

一覧でメリット・デメリットを整理すると、選ぶポイントがぐっとわかりやすくなります。家族やパートナーと一緒に比較してみるのもアリです。

48回払い(買い替え超トクプログラム)のメリットとデメリットを左右で比較したバナー。左側は『メリット』として、最新機種・出費をおさえる等のアイコンと説明があり、右側は『デメリット』として、所有できない・総額が高い等のアイコンと説明が並ぶ。中央に“VS”の文字。

項目メリットデメリット
月々の負担約3,000円で最新iPhone返却しないと総額が割高
所有権半額で2年使える返却前提で手元に残らない
返却コスト無傷なら追加費用なし手数料3,300円+キズ代22,000円
対象機種最新iPhoneシリーズAndroidは対象外
紛失・盗難リスク保証加入で負担12,900円まで軽減保証未加入時は残債一括

※実際の金額やキャンペーン内容は公式サイトでご確認ください。


7. まとめとワンポイントアドバイス

  • 「毎月の安さ」と「返却リスク」を天秤にかけましょう。
  • 2年サイクルでスマホを替えたいなら家計に優しい選択肢。
  • 3年以上同じ機種を使う予定なら、一括 or 24回+ポイント還元がお得な場合も。
  • 申し込み前に最新キャンペーン保証内容を公式サイトで必ず確認。
  • 迷ったら家族と一緒に比較表を作ると失敗しにくい!

要約(2行でおさらい)

楽天モバイルの48回払いは「毎月の負担を抑えつつ2年後に返却で実質半額」になる一方、返却手数料や紛失リスクも。自分の家計スタイルとリスク許容度を見極めて選ぼう。


次のステップ


最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が家計管理のヒントになれば嬉しいです。質問や体験談はコメント欄でお待ちしています!

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