毎月のスマホ代をきちんと下げたい――そう思っても、「いつ動けば一番トクか」「違約金は本当に気にしなくていいのか」「eSIMなら当日? 物理SIMは何日?」がモヤッとして先送りになりがちです。この記事は、月末×キャンペーンという王道の動き方を軸に、いまの解除料ルール、初期費用と初月請求の仕組み、MNPワンストップと開通時間帯、端末の分割残債までをまとめました。読み終えたら、そのまま自分のカレンダーに「この日」に印を付けられるはずです。
迷ったら「月末申込→月末開通」が第一候補:旧回線は解約月満額でも、楽天は段階課金だから初月が軽くなりやすい
キャンペーンと重ねて実質負担を削る:SIMのみ14,000pt、対象端末最大40,000円相当など(条件は都度確認)
解除料は原則撤廃の時代だが、古い定期契約や割引の例外は各社マイページで要確認
eSIMは最短当日~1–2日、物理SIMは2–3日が目安。月末狙いでも5~10日前から逆算すれば間に合う
開通操作は9:00–21:00。当日切替にしたいなら時間帯がカギ(※2025-8-17時点。最新は公式へ)
- 楽天モバイルの乗り換えはいつが安い?【結論=月末×キャンペーン】
- 楽天モバイルは日割り?初月いくら?【段階課金の仕組みとシミュレーション】
- 楽天モバイルへ乗り換えで違約金は?【更新月・解除料の現在地】
- 楽天モバイルの初期費用は0円?例外は?【初月請求・オプション日割り】
- 端末の分割残債があるときの乗り換えタイミング【完済待ちか前倒しか】
- 楽天モバイルのMNP手順と日数【ワンストップ・eSIM/物理SIM・開通時間】
- 月末に間に合わせる逆算スケジュール【5~10日前チェックリスト】
- 楽天モバイルのキャンペーンはどれを選ぶ?【額より条件・取りこぼしゼロ】
- 楽天モバイル乗り換えの評判は?【開通の速さ・節約額の体感】
- よくある質問:楽天モバイル乗り換えタイミング・違約金・初期費用
- 料金とシミュレーションの再掲(一覧で確認)
- 行動に落とすチェックリスト(この順で進めればOK)
- 楽天モバイルへの乗り換えタイミングの総括
楽天モバイルの乗り換えはいつが安い?【結論=月末×キャンペーン】
多くの大手キャリアは解約月を日割りにせず満額請求します。月初にMNPすると旧回線の当月分を丸ごと払い、新回線(楽天)の当月分も払う――二重負担が最大化しがちです。
いっぽう楽天モバイルは、契約当月の基本料金を日割りではなく“使ったデータ量”で決める段階課金にしているため、月末に切り替えるほど当月の利用量が抑えやすく初月が軽くなります。そこにポイント還元や端末割引のキャンペーンを重ねれば、実質負担をさらに縮められます。
キャンペーン例の記載:
SIMのみ契約で14,000ポイント還元
対象スマホ購入で最大40,000円相当還元
初めて申し込みで最大2万ポイント/「三木谷キャンペーン」他社MNPで14,000ポイント
注意点:付与額・対象・進呈時期・達成要件は施策ごとに異なるため、申込直前に最新条件を確認する
楽天モバイルのキャンペーンについてはこちらの記事でまとめています👇
楽天モバイルは日割り?初月いくら?【段階課金の仕組みとシミュレーション】
楽天モバイルには日割りのシステムはありません。
二つの前提を押さえると、月末移行の合理性が腹落ちします。
旧キャリア:解約月は満額請求の運用が一般的(=月初でも月末でも当月分は同額)
楽天モバイル:当月の基本料金は段階課金
~3GB:1,078円
~20GB:2,178円
20GB以上:3,278円
※2025-8-17時点。最新は公式へ(→料金の公式案内:network.mobile.rakuten.co.jp)
楽天モバイルの日割りについて詳しく知りたい方はこちら👇
月初 vs 月末の概算イメージ(仕組み理解のための例)
乗り換え日 | 旧キャリア(当月) | 楽天(当月) | 合計概算 |
---|---|---|---|
月初(1日) | 7,000円 | 3,278円(20GB超想定) | 約10,278円 |
月末(25~28日) | 7,000円 | 1,078円(~3GB想定) | 約8,078円 |
見方:旧キャリアの当月分は“どうせ満額”。ならば最後まで使い切る。新回線は月末だけ短く使って低段階に抑える、の合わせ技。
注意:実額は利用量・締め日・特典適用で変動(表は考え方を掴むための例)
楽天モバイルへ乗り換えで違約金は?【更新月・解除料の現在地】
昔は2年縛りの更新月以外で9,500円(税抜)級の解除料が当たり前でしたが、現状は様子が違います。
ドコモ:2021年10月以降、旧プラン含め解除料0円
au:2022年3月末で全面撤廃
ソフトバンク:2022年2月以降、個人向け解除料を免除
背景には2019年の制度改正(上限1,000円)を受けた各社の縮小・撤廃の流れがあります。つまり“更新月を待たずに乗り換えられる”状況が一般的になったわけです。ただし、古い定期契約や割引サービスの組み合わせで例外が残っている可能性はあります。ここは各社マイページで自分の契約を棚卸しするのが正攻法。
棚卸しチェック
「契約満了月(更新月)」「解除料の有無」
過去の割引サービスの縛りが残っていないか
解除料が残る場合でも金額と毎月の節約額を比較し、払ってでも前倒しが得か判断
(→各社マイページ:My docomo/My au/My SoftBank)
楽天モバイルの初期費用は0円?例外は?【初月請求・オプション日割り】
初期費用がほぼゼロなのは楽天の強みです。
契約事務手数料:0円
SIM発行料(オンライン):0円
MNP転入手数料:0円
解約手数料・MNP転出料:無料(通常利用)
例外は1点だけ。開通後1年以内に“全く利用実績がない回線”を解約する場合に限り、1,078円の手数料が発生します(メイン回線として普通に使うなら基本は対象外)。
初月の確定方法
日割りではなく段階課金(~3GB/~20GB/20GB以上)
月末開始ほど低段階に収まりやすい
オプション
多くは初月日割り(一部、日割り対象外あり)
加入前に条件を確認してムダを防ぐ
端末の分割残債があるときの乗り換えタイミング【完済待ちか前倒しか】
回線を楽天に移しても、旧キャリアの端末分割残債は支払い継続です。通信費が月3,000円下がっても、旧キャリアの割賦が月4,000円残れば差し引きマイナスになり得ます。月々ではなく総額で比較しましょう。
比較のフレーム
残債を一括清算して移る総額
残債を分割継続したまま移る総額
それぞれにキャンペーン還元(例:SIMのみ14,000pt/端末購入最大40,000円相当)を差し引いた実質を算出
意思決定の目安
更新月/月末/キャンペーン/完済の4条件が揃えばベスト
そろわなくても「解除料なし」「残債が小さい」「還元が厚い」なら前倒し移行が有利に傾きやすい
楽天モバイルのMNP手順と日数【ワンストップ・eSIM/物理SIM・開通時間】
MNPワンストップ制度に対応していれば、楽天で申し込むだけで番号移行が自動完結します(ドコモ・au・ソフトバンク⇔楽天は対応)。

出典:楽天モバイル公式サイト
オンライン申込の途中で旧キャリアのID/パスワード認証を挟むので、事前に準備しておくとスムーズ。ワンストップ非対応(古いプラン、一部MVNOなど)の場合は、従来どおりMNP予約番号(有効期限15日)を取得してから申し込みます。
所要日数の目安
eSIM:オンラインの本人確認(eKYC)まで完結 → 最短当日~1–2日の事例
物理SIM:発送~到着で通常2–3日(地域・審査で最大約1週間のことも)
開通操作の時間帯
9:00~21:00に実行 → 当日中に切替
21時以降は翌朝以降の処理に回る可能性(切替時に一時不通もあり得る)
切替メールを受けたら通話・データの疎通確認をその場で
(→MNP/開通手順の公式案内:network.mobile.rakuten.co.jp)
月末に間に合わせる逆算スケジュール【5~10日前チェックリスト】
月末は有利でも、ギリギリ申込→翌月到着はあるある。特に物理SIMは配送が絡むため、30日・31日申込だとズレ込みやすい。5~10日前から動けば、事故を避けつつ狙い日に合わせられます。
- 10日前:各社マイページで契約満了月・解除料の有無・端末残債を棚卸し。SIMロック解除の要否もチェック
- 8~9日前:楽天のキャンペーン条件を読み切る(対象、付与額、進呈時期、同時適用可否、達成要件)
- 6~7日前:申込(eSIM推奨)。物理SIMならこのタイミングで発注
- 3~5日前:SIM到着確認/eSIMプロファイル準備。開通当日は9:00–21:00で操作できる時間を確保
- 1日前~当日:月末付近で開通操作 → 切替メール受信 → 通話/データ疎通を即チェック
- 開通後:旧回線は自動解約。後日、最終請求・端末割賦・オプションの明細で締め
楽天モバイルのキャンペーンはどれを選ぶ?【額より条件・取りこぼしゼロ】
数字は魅力的でも、条件を満たせなければ“幻の割引”です。申込直前にもう一度だけチェックしましょう。

出典:楽天モバイル公式サイト
見るポイント
対象区分:MNP/新規/機種変更/端末同時購入 など
付与額・進呈時期:いつ・どの形(ポイント/割引)で入るか
同時適用可否:重ねがけのルール
達成要件:アプリの利用条件(例:通話アプリでの発信 など)がないか
活用の型
SIMのみ14,000ptを素直に取り、端末は手持ちを継続
端末最大40,000円相当を狙い、残債の実質圧縮に充当
楽天モバイルのキャンペーンについてはこちら👇
楽天モバイル乗り換えの評判は?【開通の速さ・節約額の体感】
実際に楽天モバイルへ乗り換えた人たちは、どんな体験をしているのでしょうか。公式サイトの情報や料金表だけでは分からない「生の声」は、これから乗り換えを考える上で大きなヒントになります。
口コミを見ていくと、「想像よりスムーズだった」「思った以上に節約できた」といった驚きが多く語られており、乗り換えへのハードルが下がったと感じている人が目立ちます。ここでは、実際のレビューを整理して紹介します。
1. 開通までのスピード感
オンライン申込は最短20分:本人確認(eKYC)がスムーズで、想像以上に早かったとの声多数。
eSIMなら即日開通:昼に申し込んで、夜にはもう使えていた例もあり、「急ぎで使いたい人に向いている」と評価。
物理SIMでも3~4日程度で到着 → 大手キャリアのMNP転出から移行完了までストレスが少なかったという口コミが目立つ。
2. 節約の実感
毎月3,000円以上の削減 → 年間3~4万円の節約になったという実体験が多数。
家族まとめで年10万円以上の節約 → 「通信費の見直しでここまで変わるとは思わなかった」とのレビューも。
キャンペーン適用で数万ポイント還元を受けた人からは「実質数か月タダで使えている感覚」といった声も。
3. 実際に使ってみた感想
「速度は想像以上に安定していた(都市部)」
「地下や地方では圏外になることもあるが、サブ回線として使えば十分」
「Rakuten Linkの通話料が無料なのは地味に助かる」
「アプリ操作や請求確認がシンプルでわかりやすい」
4. ネガティブ寄りの声
「エリアがまだ不安定な地域ではメイン回線にすると不安」
「サポートが基本オンラインなので、対面で相談したい人には不向き」
「楽天市場を使わない人にはポイント還元の旨味が薄い」
総じて、楽天モバイルの評判は「想像より手軽で、思った以上に節約できる」という実感に集約されます。特に、オンライン申込やeSIMによるスピード感は高く評価されており、月末狙いやキャンペーンとの組み合わせで大きなメリットを得られるケースが目立ちます。つまり、乗り換えのタイミングと準備次第で”得られる成果が年単位で変わる”ことが、口コミからも裏付けられています。
よくある質問:楽天モバイル乗り換えタイミング・違約金・初期費用
私自身も以前疑問に思っていたことなど、よくある質問をまとめましたので是非参考にしてください。
旧キャリアへ解約の連絡は必要?
→不要。楽天側で開通した瞬間に旧回線は自動解約。ただし後日、最終請求・端末割賦・オプションの明細チェックは必須。夜遅く(21時以降)に開通操作をすると?
→処理は翌朝以降に回る可能性。当日切替にしたいなら9:00–21:00で操作。SIMロック解除は必要?
→2021年以降発売の機種は基本SIMフリー。それ以前はWeb/電話でSIMロック解除が必要な場合あり(乗り換え前に要確認)。初期費用は本当に0円? 例外は?
→契約事務手数料0円/SIM発行0円/MNP入出0円/解約0円(通常利用)。開通後1年以内に“全く未使用”の回線を解約する場合のみ1,078円。初月は日割り?
→日割りではなく段階課金(~3GB/~20GB/20GB以上)。月末開始ほど当月の利用期間が短く、低段階に収まりやすい。
料金とシミュレーションの再掲(一覧で確認)

出典:楽天モバイル公式サイト
楽天モバイル(最強プラン)の段階課金(※2025-8-17時点。最新は公式へ)
データ量 | 料金(税込) |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB以上 | 3,278円 |
月初 vs 月末の概算(例)
乗り換え日 | 旧キャリア(当月) | 楽天(当月) | 合計概算 |
月初(1日) | 7,000円 | 3,278円 | 約10,278円 |
月末(25~28日) | 7,000円 | 1,078円 | 約8,078円 |
※表は仕組み理解のための例。利用量・締め日・特典で変わります
※データ出典:楽天モバイルの段階制料金(→料金の公式案内:network.mobile.rakuten.co.jp)
行動に落とすチェックリスト(この順で進めればOK)
- 今週やる:各社マイページで契約満了月/解除料/端末残債を確認
- 今週やる:手持ち端末のSIMロック解除の要否を確認
- 今週やる:楽天のキャンペーン条件(対象・付与額・進呈時期・同時適用・達成要件)を読み切る
- 来週の前半:eSIMで申込&eKYC/物理SIMは5~7日前に発注
- 来週の後半:9:00–21:00のどこで開通操作するか、当日のスケジュールをブロック
- 当日:開通操作→切替メール→通話/データ疎通を即チェック
- 翌日以降:最終請求・端末割賦・オプションの明細で締め
楽天モバイルへの乗り換えタイミングの総括
- 月末申込→月末開通を第一候補に。二重負担を最小化しつつ、楽天の段階課金で初月を軽く
- キャンペーンは額より条件。対象・進呈時期・同時適用・達成要件を申込直前に再チェック
- 解除料は原則撤廃だが、古い定期契約/割引の例外はマイページで棚卸し
- 端末残債は「一括清算 vs 分割継続」+還元の実質で総額比較。満足度も含めて決断
- ワンストップMNP+eSIMで最短当日~1–2日の開通が狙える。物理SIMは2–3日(最大約1週間)見込み
- 開通操作は9:00–21:00。切替直後に通話/データ疎通を確認
- 旧回線は自動解約。後日、最終請求・端末割賦・オプションの明細チェックを忘れずに
- 価格・条件は2025-8-17時点の記載に基づく。最新は公式で確認(下のリンク参照)
公式リンク
- → 料金の公式案内:network.mobile.rakuten.co.jp
- → MNP/開通手順の公式案内:network.mobile.rakuten.co.jp
- → 各社マイページ(契約確認):My docomo/My au/My SoftBank
本記事の数値・条件は上記の公式案内や専門メディアの記載に基づく2025-8-23時点の内容です。申し込み前に各公式で最新情報をご確認ください。
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